日本ゴールボール協会では、ゴールボールが持つ本来の魅力や価値をあらためて見つめ直し、これからの発展につなげていくため、「ゴールボールの魅力再発見プロジェクト」に取り組んでいます。

本プロジェクトでは、皆様からいただいたご意見を踏まえながら、これまでの歴史を振り返り、競技ならではの魅力や可能性を整理しています。そのうえで、今後の成長に向けた戦略や、必要な投資について検討を進めています。

1.ゴールボールの歴史の振り返り

皆様のご意見を考慮させて頂き、歴史を改めて整理することで、ゴールボールがどのように生まれ、日本でどのように根付き、発展してきたのかを振り返りました。中でも特に重要だと思う以下の出来事をピックアップしました。

①1946年: オーストリア人とドイツ人によって、戦争で視力を失った退役軍人のリハビリ競技としてゴールボールが考案される。(障害者向けに一から設計された数少ない競技のひとつ)

②1976年: カナダ・トロント開催の夏季パラリンピックで、ゴールボールが初めて公式メダル種目として採用された。

③1992年(日本): 日本身体障害者スポーツ協会がゴールボールの国際ルールを初めて公式に和訳し、公表。

④1994年(日本): 日本ゴールボール協会(JGBA)が奈良県で発足総会を開催。同年11月に第1回日本ゴールボール選手権大会が東京都多摩障害者スポーツセンターで開催。

⑤2004年: アテネ夏季パラリンピック開催。日本女子代表がパラリンピック初出場を果たし、3位決定戦でフィンランドを破り銅メダルを獲得。

⑥2012年: ロンドン夏季パラリンピック開催。女子では日本代表が大躍進を遂げ、初の金メダルを獲得。

⑦2015年: 日本ゴールボール協会が法人格を取得し 「一般社団法人日本ゴールボール協会」になる。

⑧2021年: 東京2020夏季パラリンピックで、開催国として日本男子代表がパラリンピック初出場。5位入賞という好成績を収める。一方、日本女子代表も5大会連続出場を果たし、見事銅メダルを獲得。

⑨2024年: パリ夏季パラリンピック開催。日本男子代表が初のパラリンピック金メダルに輝く歴史的快挙を成し遂げる。

 2. ゴールボールの魅力・本来の価値の再認識

歴史を振り返る中で、改めて見えてきたのが、ゴールボールならではの魅力です。

①“見えない”を前提に設計された唯一無二のスポーツ

②障害の有無を超えて“同じ条件”で競い合える

③コミュニケーションとチームワークの重要性

④誰もが参加しやすい競技性

⑤戦略性・競技レベルの高さ

⑥人間的成長や可能性を広げるスポーツ

⑦日本代表の実績と歴史

今後について

今回のプロジェクトでは、こうしたゴールボールの歴史と魅力を改めて整理するだけで終わらせず、「この価値を、これからどのように広げていくのか」を考えています。

競技人口を増やすこと、競技レベルをさらに高めること、より多くの人にゴールボールを知ってもらうこと、競技を支える人や環境を充実させること。

そのために、現在、今後の成長戦略と、それを実現するために必要な成長投資についても検討を進めています。

今後もプロジェクトの進捗や検討内容について、随時発信していきます。

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