2025年12月9日(火)に「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰の表彰式に梶本会長、辻副会長、西村専務理事の3名が出席し、日本ゴールボール協会の代表として表彰を受けてまいりましたのでご報告いたします。
ゴールボール競技が日本に初めて紹介されたのが1982年。その後、約10年を経た1993年に東京都多摩障害者スポーツセンターで、国内初の交流試合を行って以来、競技の理解と関心が少しずつ広がっていきました。
1994年の日本ゴールボール協会設立以降は、多くの関係者の皆さまの努力により、選手育成や普及活動が着実に進められてきました。
こうした長年の積み重ねが評価され、また昨年度のパリパラリンピックで素晴らしい成績を収めたことにより、今回パラスポーツ分野における生涯学習の推進に貢献した団体として、協会が奨励活動の大臣表彰の栄誉に預かりました。
この栄誉は、ゴールボール競技を支えてくださっている選手・指導者・パートナー企業・ボランティア・関係団体、そして日頃より協会の活動に携わりご尽力くださっている皆さま一人ひとりのお力があってこその成果です。 今後も、ゴールボールを通じた「学び舎交流」の機会をさらに広げ、誰もがスポーツを通して成長と充実を感じられる環境づくりに取り組んでまいります。引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、障害者週間(12月3日~9日)に合わせ、表彰式に先立って、辻副会長および西村専務理事がスポーツ庁を訪問し、スポーツ庁長官との意見交換の機会をいただきました。

意見交換では、ゴールボールの競技スポーツとしての発展に加え、より多くの人が関われる形での普及活動の可能性について話題に上がりました。さらに学校教育との接点や全国規模の大会・表彰制度のあり方などについて広く意見を交わしました。
日本ゴールボール協会としては、今回の意見交換で得られた示唆を今後の活動に活かし、関係機関・団体と連携しながら、 ゴールボールの価値や可能性をより一層高めていく取り組みを進めてまいります。


