「2024チャレンジゴールボール北海道・東北大会 Supported by ディ・クリエイト」開催報告

2024年7月21日(日)に福島トヨタクラウンアリーナ(国体記念体育館)・サブアリーナで、「2024チャレンジゴールボール北海道・東北大会 Supported by ディ・クリエイト」を開催いたしました。北海道・東北大会には、4チーム20名が参加しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。なお、本大会は公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンターの助成金を活用して開催いたしました。

恒例のラジオ体操による準備体操とデモゲームの観戦に続き、基本動作体験として「ボールを投げてみる」ことと「ディフェンスの姿勢練習」を行いました。引き続き、両ゴール前に分かれ、協会スタッフによるポジション確認の大切さも伝えました。

今回、福島県立視覚支援学校小学部の弱視男子児童が保護者とともに参加されました。今大会は、参加4チームの競技経験に大きな差があることから、6名エントリーの初体験2チームをそれぞれ2チームに分けていただき、同じチーム同士でゲームに臨んでいただいた。あとの2チームには経験者がいたこと、全員が男性であったことで、少し力をセーブしていただきながらゲームを行いました。

保護者と共に参加した弱視の小学生は、協会のスタッフが入ってチームを編成し、体験会用の軽量ボールを使ってゲームを行い、本当に楽しそうにコートでプレイしてくれた。また、母親とのチームということもあり、初対面の協会のスタッフとのチームワークも取れていました。

大会使用球は、檜枝岐村(ひのえまたむら)から参加してくれたチーム・Hinoemata Rangersに贈呈しました。このチームには、2年前に卒業した順天堂大学でゴールボールをプレイしていた選手がいることから、今後の競技継続をしていただく願いをこめての贈呈とした。

「2024チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、全国で8大会を開催いたします。開催地の盲学校や視覚特別支援学校の生徒・教職員の皆さまにはぜひご参加いただきたいと思っています。一般校や大学などにも呼びかけ、ゴールボール競技を通じて、障害の有無を越えた交流の機会やスポーツ・文化活動に参加する機会を作り出していきます。

「2024チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、関東大会と北信越大会で参加者を募集しています。ぜひご参加ください!