当協会におけるコンプライアンス違反事案について

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
一般社団法人日本ゴールボール協会でございます。

この度は、弊協会理事によるコンプライアンス違反が発覚いたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
各報道機関においても、当協会からの公表より先にリーク記事が出回ってしまっており、スポンサーの皆様をはじめ、関係各位の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。

協会としましては、このような事態を重く受け止め、日本ゴールボール協会理事会を複数回開催し、
当協会の理事・総監督・HPD(ハイパフォーマンスディレクター)・強化委員会委員長であった市川喬一氏に対して、コンプライアンス違反(ハラスメント)の事実があったことを理事会で認定し、市川氏の全役職を解任(解雇)することを決定いたしました。

以下、改めて事実に対して現時点で発表できる事実についてお知らせし、再発防止策を講じて参ります。


①事実のご報告(時系列)

24年2月:
・一般社団法人日本ゴールボール協会(以下「協会」とする)に対して市川氏のハラスメントについての訴えが発生
・協会は「コンプライアンス委員会」(委員長:田中理事、西村氏、朝比奈弁護士)を立ち上げ、調査を開始

24年3月:
・上記調査開始に伴い、市川氏に対して協会が職務停止を通達

24年5月:
・コンプライアンス委員会から上記コンプライアンス違反の件に関する「意見書」を5月末に協会理事会に提出

24年6月:
・協会理事会がコンプライアンス委員会の意見書をもとに決議を行い、ハラスメントの事実を認定し、市川氏の全役職を解任(解雇)を決定

②経過と現状(2024年6月9日時点)

・市川氏に対しては、協会の下した処分内容について郵送にて通達済み
※なお、市川氏においては日本ゴールボール協会の各規程に則り解任(解雇)に対する異議申し立てが認められている状態

③解雇(解任)原因:

コンプライアンス違反(ハラスメント)があったことを認定
※ハラスメント内容については関係者のプライバシー保護の関係で詳細内容については大変申し訳ございませんが公表できかねます。予めご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

④再発防止策:

24年度5月より理事および監事を増員し、管理体制を強化いたしました。
本件についても理事会において速やかに協議を重ね、再発防止策等の対応をとってまいります。
また本件を受け情報漏洩を防ぐため「情報の取扱規定の整備」や「情報へのアクセス権の制限」についても改めて見直し、対策を図ってまいります。


今回のコンプライアンス違反行為は、極めて重大な問題であり、深く反省しております。
二度とこのような事態が発生しないよう、再発防止策を講じ、コンプライアンス遵守を徹底してまいります。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人日本ゴール協会 代表理事 梶本美智子

今回の件に関するお問い合わせは、下記お問い合わせまでお願いいたします。
日本ゴールボール協会広報 press@jgba.or.jp