「2023チャレンジゴールボール関東大会 Supported by ディ・クリエイト」(8月12日)開催報告

2023年8月12日(土)に江戸川区スポーツセンターで「2023チャレンジゴールボール関東大会 Supported by ディ・クリエイト」を開催いたしました。関東大会には、お盆休みにも関わらず12チーム/47名にご参加いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

開会にあたり2023年度から特別協賛いただいている株式会社ディ・クリエイトの山崎様よりご挨拶いただきました。デモゲームを観戦しながらスタッフによるルール説明を行いました。今回のデモゲームは、変則的で片側のチームのみがアイシェードをする形で実施しました。その後、「ボールを投げてみる」と「ディフェンスの姿勢」の基本動作の体験、両ゴール前に分かれてスタッフによるポジション確認のコツなどを伝えました。

ミニゲームは4チームずつ3プールに分けて実施しています。1試合あたり8分です。試合開始から4分を目処にオフィシャルタイムアウトを取り、選手交代をしてもらいました。
関東大会には、日常を電動車椅子で過ごしている方が参加されたり(試合のときは車椅子から降りてプレー)、ボールを投げるのではなくコートに置いたボールを握りこぶしで「打つ」というスタイルの方がいたり、さまざまに楽しんでいました。また、東京2020オリンピック・パラリンピックでボランティアをしたチームも参加し、改めて東京2020オリンピック・パラリンピックの意義やレガシーを確認できたとともに、裾野の広がりを実感しました。

閉会式で各チームの代表者から一言コメントをいただきました。

弱視の子どもたちが体験する前に経験できたことは大きく、チームメイトからの声に勇気をもらえた

東京都弱視教育研究会(2023年度より当協会と連携予定)の先生

見る立場からプレーする立場になり、競技の奥深さのようなものを感じた

東京2020オリンピック・パラリンピックボランティア経験者

身体を動かすことは好きなので、これからも機会を見つけて、またやってみたい

佐賀から個人参加した盲学校の卒業生

初めてで何が何だかさっぱりわからなかったが、だからこそ、声を出すことを心がけ、弾いたボールを捕まえることができたのだと思う

大学生

1勝もできなかったが、とてもいい経験ができた。ただ、やはり見えないという中でのスポーツの難しさを改めて感じた

特別協賛社(ディ・クリエイト)のチーム

大会使用球は、仲間を増やして練習を重ねていただくためJGBA公認普及指導員の有資格者がいるチーム・キャッチボールズに贈呈しました。なお、大会は「香取慎吾NFTアートチャリティープロジェクト寄付金」を活用して開催いたしました。

「2023チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、全国で8大会を開催いたします。引き続き、ゴールボール競技を通じて、障害の有無を越えた交流の機会やスポーツ・文化活動に参加する機会を作り出していきます。選手としてはもちろん、レフェリー技術の向上を図りたい方もご参加いただけます。ぜひご参加ください。

今後の「2023チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」

  • 2023年10月22日(日)2023チャレンジゴールボール東海大会 Supported by ディ・クリエイト(名古屋市)
  • 2023年11月12日(日)2023チャレンジゴールボール中国大会 Supported by ディ・クリエイト(島根県邑南町)
  • 2023年11月26日(日)2023チャレンジゴールボール四国大会 Supported by ディ・クリエイト(徳島市)
  • 2024年1月28日(日)2023チャレンジゴールボール九州大会 Supported by ディ・クリエイト(佐賀市)