「2023チャレンジゴールボール近畿大会 Supported by ディ・クリエイト」(7月9日)開催報告

2023年7月9日(日)に京都市障害者スポーツセンターで「2023チャレンジゴールボール近畿大会 Supported by ディ・クリエイト」を開催いたしました。近畿大会には、9チーム/36名にご参加いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

開会にあたり2023年度から特別協賛いただいている株式会社ディ・クリエイトの桝様よりご挨拶いただきました。デモゲームを観戦しながらスタッフによるルール説明を行いました。デモゲームは、京都で活動する京都ゴールボール協会にご協力いただき、スムーズな運営ができました。その後、「ボールを投げてみる」と「ディフェンスの姿勢」の基本動作の体験、両ゴール前に分かれてスタッフによるポジション確認のコツなどを伝えました。

8分のミニゲームは、4チームと5チームの2プールに分けたリーグ戦で行いました。プール(組み分け)は、「初心者が多いチームや競技経験が少ないチーム」のプールと「比較的競技経験があるチームや盲学校の授業で経験があるチーム」のプールに分けています。初心者が多いプールのゲームでは、ボールの音を見失う選手や、ボールに入った鈴の音が聞こえた瞬間にディフェンス姿勢をとる選手が多く見られましたが、ゴールボールに慣れてくると、互いに声で確認し合う場面が多く見られるようになりました。

閉会式で、各チーム代表者から一言コメントをいただきました。

小学1年生の長男がゴールボールをやりたい!ということで参加。お父さんのサポートを受けながら楽しくプレーできました。

ご家族で2年連続参加したチーム

おとなの方々との試合経験はとても貴重な経験でした。これからも参加したい!

兵庫県から参加した視覚障害がある女性

初めての感覚で、最初は何が何だかまったくわからなかったですが、アイシェードを着けることでだれもが同じ条件で試合ができるゴールボールのおもしろさがわかり始めてきた。またぜひ参加したい

パラスポーツの普及に取り組んでいる大阪の団体

(4連敗だったので)次回はもっといいプレーができるようにがんばりたい。

特別協賛社(ディ・クリエイト)のチーム

大会使用球は、今後の学校での活動に使っていただくため京都府立盲学校へ贈呈しました。

なお、前日準備では、京都市障害者スポーツセンターの職員だけでゴールポストを設置することがほとんどないということで、職員にもゴール設営をお手伝いいただくことで設営のコツをお伝えしました。

※本大会は「香取慎吾NFTアートチャリティープロジェクト寄付金」を活用して開催いたしました。

「2023チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、全国で8大会を開催いたします。引き続き、ゴールボール競技を通じて、障害の有無を越えた交流の機会やスポーツ・文化活動に参加する機会を作り出していきます。

「2023チャレンジゴールボール大会 Supported by ディ・クリエイト」は、8月12日(土)開催の関東大会と8月27日(日)開催の北海道・東北大会で参加者を募集しています。ぜひご参加ください。