2023 IBSA World Gamesを終えたゴールボール日本代表選手コメント

2023 IBSA World Gamesでゴールボール男子日本代表は優勝しパリパラリンピック出場権を獲得。ゴールボール女子日本代表は惜しくも準優勝でパリパラリンピック出場権は11月に中国・杭州で開催される2023 IBSA Goalball Asia/Pacific Championships(アジア・パシフィック選手権)に持ち越しとなりました。ゴールボール日本代表(愛称:オリオンJAPAN)の選手メッセージをお届けいたします。

ゴールボール男子日本代表

IBSA World Games初優勝。パリ2024パラリンピックの出場権を獲得。パラリンピックは2大会連続出場ですが、自力でのパラリンピック出場権獲得は初となります。

川嶋悠太選手(男子キャプテン)

今大会もたくさんの応援ありがとうございました。
男子チームとして初のパラリンピック出場権を獲得することができて、心から嬉しく思っています。そして、今大会は日本チームの強さ、チームメイトの頼もしさ、スタッフの心強さなどたくさんのことを感じることができました。決勝戦での最後のブザーが鳴った瞬間はこれまでの取り組みが間違いではなかったことを証明した瞬間でもありました。それとともに、次はパリパラリンピックでの金メダル獲得が明確な目標となった瞬間でもありました。今回の優勝は、これまでサポートしてくださったパートナー企業の皆様をはじめ、多くの方の支えがあって成し遂げられたものだと思います。次はパリでの金メダルを獲得して、皆様に恩返しができるようこれからも精進して参ります。
今後とも応援よろしくお願いいたします。

田口侑治選手

金メダルを獲得し、パリ出場権を獲得いたしました。これも日頃から応援してくださっている皆様のおかげでございます。
男子は東京パラリンピックで準々決勝敗退し、非常に悔しい思いをしてきました。パラリンピックで受けた悔しさは、パラリンピックでしか晴らすことができないと思っております。世界一の選手、世界一のチームになるためにパリまでしっかりと準備を進めていきたいと思います。必ず金メダルを獲得しますので 、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

金子和也選手

この度、優勝するとともに、パラリンピックの出場権を獲得することができました。多大なるご声援とご支援くださった皆様、本当に力となりました。ありがとうございました。得点源としてチームに貢献できた部分と、パリパラリンピックで優勝するために、課題を感じた大会です。今後更なる飛躍のために、邁進していきます。

佐野優人選手

2023 IBSA World Gamesで優勝することができました。そして、パリパラリンピックの切符を獲得することができて嬉しく思います。この優勝は、チームメンバーが一丸となったことはもちろん、ベンチスタッフ、サポートスタッフの皆様のお力だと思っています。そして、日本からのSNSでの応援も力になりました。ありがとうございました。これからパリに向けて頑張りますので、今後とも応援宜しくお願い致します。

信澤用秀選手

今回の大会で、金メダル獲得とパラリンピック出場権が獲得できた事は本当に嬉しく感じています。この結果を出すことができたのも、多くの方の支えと応援があってこそだと思っています。
今年になり、代表に復帰しパラリンピック出場権獲得がかかる重要な大会に出場できたこと、このチームの一員として戦えたことに感謝と幸せだという感情でいっぱいです。次はパラリンピック代表選考の戦いが始まります。この代表選考の戦いに勝ち抜き、パラリンピックで金メダル獲得を目標にトレーニングに取り組みます。パラリンピックで金メダル獲得をするのも、手の届かない目標ではなく、すぐそこにある目標へと変わってきたと思っています。それだけ、日本男子チームは強くなったと感じています。そのチームに入っても遜色がないように個人の力を高めていきたいと思います。本当にありがとうございます。

宮食行次選手

初めに、今大会を通して、サポートして頂いたスタッフの皆様には感謝してもしきれません。夜遅くまで映像を見ながら、戦略を練って、的確なベンチワークをして頂いたベンチスタッフ、映像分析班、最高のコンディションにして頂いたケアスタッフ、みんなで勝ち取った金メダルだと、ひしひしと感じます。昨年のアジア・パシフィック選手権で初めての金メダルに続き、今回は世界大会で金メダル獲得と、男子ゴールボールの歴史に新たな1ページを刻むことができて、大変嬉しく思います。次はパラリンピックで金メダル!

工藤力也(男子ヘッドコーチ)

金メダルを獲得しパリパラリンピックの出場権を獲得することができました。選手とスタッフが役割を果たし、今大会中試合を重ねるごとにチームが成長していったことが勝因です。そして何より、日頃より選手を支え応援してくださってくださる皆様がいてこその結果です。男子チームの目標はパリパラリンピックでの金メダル獲得です。目標達成に向け精進して参ります。引き続き、応援の程よろしくお願いします。

ゴールボール女子日本代表

IBSA World Gamesでの準優勝は過去最高成績。パリ2024パラリンピック出場権は11月に中国・杭州で開催される2023 IBSA Goalball Asia/Pacific Championshipsに持ち越しとなりました。

高橋利恵子選手(女子キャプテン)

応援いただき、ありがとうございました。銀メダルというパリパラリンピックまで一歩届かない結果となってしまい、大変悔しい思いでいっぱいです。ですが、パリへの道が閉ざされたわけではなく、すぐに次の機会がやってきます。立ち止まることなく、今回できたこと、できなかったことを見つめて練習に励んでいきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。

安室早姫選手

女子チームは決勝で敗れ、目標としていたパリの切符獲得はならず、後一歩ではありながら、予選と決勝で中国に連敗し遠く及ばぬ一歩となってしまいました。しかし、2試合連続でサドンデススローまでもつれこみながらも勝ち切れたことは大きな経験値となりました。今回得た課題と自信を糧に、11月のアジア・パシフィック選手権に向けてまた努力します。今大会出場にあたりご支援・応援いただき、本当にありがとうございました。

欠端瑛子選手

日頃からの応援ありがとうございます。
今大会は決勝まで進んだものの中国に敗れ銀メダルという結果で終わってしまいました。個人的には先制点を入れられず得点を許してしまったことがとても悔しいです。今回出てきた課題を日本でしっかり練習し次の大会そしてパリ大会に繋げていきます。今後も応援よろしくお願いします。

神谷歩未選手

応援ありがとうございました。1位の国にパリパラリンピックの切符が与えられるという大事な大会で優勝できなかったことは非常に悔しいです。しかし、まだ切符を獲得するチャンスは残っているので、チームとしても個人としても今大会での課題を整理して一つ一つ乗り越えて必ずパリパラリンピックの切符を獲得します。  引き続き、応援よろしくお願いします。

天摩由貴選手

大会中、日本から応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
準々決勝、準決勝は全員で繋いで勝ち切りましたが、決勝は中国に惨敗でした。悔しさはありますが、気持ちは既に次の大会に向いています。10月のアジアパラ競技大会で中国や韓国に勝ち、良い流れを作って、11月のアジア・パシフィック選手権では必ずパリパラリンピックの出場権を獲得します。これからも引続きの応援をどうぞよろしくお願い致します。

萩原紀佳選手

今大会も応援してくださった皆様ありがとうございました。準々決勝、準決勝と追い詰められた場面でも全員が最後まであきらめることなくチームにつないで決勝戦に進出できたことはよかったと思います。ただ決勝戦で負けてしまったのはまだ弱い部分や足りない部分があると思うので、気持ちの整理をしてからまた次に向けて進んでいきたいと思います。引き続きご声援いただけたら嬉しいです。

市川喬一(ゴールボール日本代表ハイパフォーマンスディレクター)

本大会では、男女で金メダルを獲得し、パリパラリンピックの出場枠を獲得することが最大の目標ではありました。男子チームが金メダルを獲得し、パリパラリンピックの切符を手に入れることができました。一方、女子チームは、決勝で中国に惜敗し、パリパラリンピックの出場枠獲得には至りませんでした。
男女とも大変厳しい予選を戦い抜き、このような大きな大会で、男女ともに決勝に進むことができた事は、大変喜ばしく、そしてこれまでの選手たちの努力が報われた瞬間であったと思っています。
特に男子チームは、TOKYO2020では開催国枠で出場する事はできましたが、自力でのパラリンピック出場枠獲得するまでに、足掛け30年の長い期間を経て、ようやくたどりつくことができました。TOKYO2020のレガシーが脈々と受け継がれ、チームを活性化させ、今回の金メダルにたどり着くことができたと感じています。このような大きな大会で、素晴らしい活躍をした選手たちを心から誇りに思いますし、そこをサポートしていた日本代表スタッフに心から感謝いたします。
女子チームは、11月に開催されるアジア・パシフィック選手権でパラリンピック出場枠を目指します。今大会で銀メダルを獲得したこともあり、出場権獲得に向け優位に立つことができました。
パリパラリンピックまで残り1年の期間を大切にし、さらに精進を重ねて参ります。最後にご支援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

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