ゴールボール女子日本代表がパリ2024パラリンピック出場権を獲得

2004年アテネ大会以降、6大会連続のパラリンピック出場が確定

中国・杭州市で開催されている2023 IBSA Goalball Asia/Pacific Championships でゴールボール女子日本代表が中国との決勝戦に進出したことにより、パリ2024パラリンピック出場権を獲得したことをお知らせいたします。ゴールボール女子日本代表は2004年アテネ大会以降、6大会連続のパラリンピック出場となります。

2023 IBSA Goalball Asia/Pacific Championships は、アジア/パシフィック地域のパリ2024パラリンピック競技大会の予選として開催されています。本大会の優勝国にパリ2024パラリンピック出場権が与えられますが、女子日本代表は決勝戦の勝敗に関わらず出場権を獲得することが確定しました。

  • 女子日本代表が優勝した場合、本大会にて女子日本代表がパリ2024パラリンピック出場権を獲得します。
  • 女子中国代表が優勝した場合、2023 World Games(8月、英国・バーミンガム)で優勝している女子中国代表が本大会にてパリ2024パラリンピック出場権を獲得します。女子日本代表は、2023 World Gamesで準優勝しているため繰り上がりで出場権を獲得します。

2023年11月16日(木)
2023 IBSA Goalball Asia/Pacific Championships
女子準決勝 結果
日本 8 – 3 オーストラリア

2023 IBSA Goalball Asia/Pacific Championshipsでの成績

予選プール(3勝1敗 予選を2位通過)
11月13日(月) 日本 3 vs 0 オーストラリア
11月13日(月) 日本 3 vs 1 タイ
11月14日(火) 韓国 3 vs 9 日本
11月15日(水) 中国 5 vs 2 日本

準決勝
11月16日(木) 日本 8 vs 3 オーストラリア ※パリ2024パラリンピック出場権獲得

決勝
11月17日(土) 中国 7 vs 3 日本

準決勝後のコメント

高橋 利恵子(たかはし・りえこ)/背番号:7/ポジション:センター/キャプテン

萩原 紀佳(はぎわら・のりか)/背番号:6/ポジション:ライト

欠端 瑛子(かけはた・えいこ)/背番号:3/ポジション:レフト

新井 みなみ(あらい・みなみ)/背番号:2/ポジション:レフト

小宮 正江(こみや・まさえ)/背番号:9/ポジション:ライト、レフト

木村 由(きむら・ゆい)/背番号:8/ポジション:ライト

工藤力也(くどう・りきや)/ヘッドコーチ コメント

パリパラリンピックの出場権を獲得することができました。 今大会、ヘッドコーチとしてチームの采配を振るという大役に挑戦させていただいたことに心より感謝しています。 そして、日頃よりご支援・ご声援いただいている方々に良いご報告ができることを本当に嬉しく思います。
選手たちは出場権を獲得するために大会期間中も自分とチームの課題に向き合い苦しみながら前進してきてくれました。 諦めずに戦ってくれた選手たちに「よく頑張った」と言ってあげたいです。
しかし、同時にパリパラリンピックへの道のりがスタートしました。 自分たちの目標を見据え、本当の喜びを掴むためにこれから目の前に現れる壁を一つ一つ乗りていきます。 これからもゴールボールチームへの熱い応援よろしくお願いします。

市川喬一(いちかわ・きょういち)
ゴールボール日本代表ハイパフォーマンスディレクター コメント

まずは、男女ともに、パリパラリンピックの出場権を獲得できたことをうれしく思う一方、ほっとした気持ちがあります。来年に向け明確な強化方針を示しながら、それぞれの課題と向き合える環境作りを選手たちに提供していきたいと考えています。
今回の女子チームで言えば、若い選手にパラリンピック出場権を獲得する難しさを経験させることができたことは何よりの財産であり、次世代育成の観点からも大変意味のあることだと感じています。今後、ますます選手同士の競争が激しくなり、チームが活性化することを願っています。
そして、男女で表彰台に立てるようにさらに精進を重ねてまいります。日本パラリンピック委員会の皆様をはじめ、ゴールボール日本代表をご支援いただいているパートナーの皆様に心から感謝申し上げます

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